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院長の想い

医院方針

院長

患者さんの人生を伴走したいと願い、生き方を尊重して親身に診療

当院には、生後6カ月の赤ちゃんから足腰の弱ったお年寄りまで、さまざまな患者さんが来院しますが、どなたでもリラックスして受診できるよう、スタッフと力を合わせて温かみのある雰囲気づくりに努めています。例えば、小さいお子さんに予防接種をする場合は、スタッフにやさしくあやしてもらいながら行いますし、大きい錠剤を飲み込むのが難しそうなお年寄りの場合は、飲みやすいお薬を検討するなど、一人ひとりに寄り添うよう努めています。

また、診療に際しては、例えば生活習慣病の場合、検査の数値がよくなくても、厳しく生活指導をすることはしない方針です。自己判断で治療を中断してしまうと、重症化することもあるからです。患者さんが前向きに病気と向き合い、無理なく治療を続けられるようなお声がけするようにしています。

治療方針としては、まずは患者さんの訴えを親身に伺い、必要な検査を行ったうえで、生活事情などにも配慮しながら、治療計画を提案いたします。なお、近隣の病院ともしっかりと連携しているので、当院で対応できない症状でも速やかにご案内できます。

私自身への想い

心臓病理学の知識をいかに患者さんの治療に役立てるかが重要だと実感

心臓病理学を学んだ時代の専門知識をいかに患者さんの治療に役立てるか、医師というプロフェッショナルとして腕の見せどころです。勤務医時代には大学病院で循環器病の発症研究に力を入れていました。主に動脈硬化を起こした血管を顕微鏡などで観察し、血管が老化する現象を解析する仕事でした。病気が起こるメカニズムを論理的に追求し、診断や治療に役立つよう考え抜くことはたいへん重要です。開業医となった今でも、目の前の患者さんの病気の診断・治療計画を立てる根っこにあります。

ただ、開業医になってさまざまな症状や年齢の患者さんと直接ふれ合う機会が増え、研究のように論理的な考えだけではその人を楽にしてあげられない場面にしばしば遭遇します。例えば、90歳を過ぎた患者さんに寿命だけを延ばすためにご本人の望まない治療や投薬をすることには意味がありません。患者さんやご家族の要望をしっかりと伺い、ご本人の意思を最大限に尊重することが何よりも重要であると思うようになりました。

患者さんへの想い

看護師

医療と介護・福祉の両面から地域の皆さんの健やかな毎日を支えることが開業医の役割です。

赤ちゃんからお年寄りまで、ご家族のだれでも、気軽に相談できる医院でありたいと願い、スタッフと協力しながら、心の通い合った診療に努めています。

地域包括ケアという言葉をご存じでしょうか。医療が解決できることは一部に過ぎません。この地域に住む人たちが、最期まで住み慣れた場所で暮らしていくためには地域包括ケアが十分に機能する必要があります。一人の医師が解決できることは、限られています。この地域で皆さんを支援する職種(訪問看護師、ケアマネージャー、介護福祉士、理学療法士、高齢者総合相談センターなど)とよく協力し、患者さんの生活を支えることが私たちの使命です。

患者さんの病気を治療することはもちろんですが、ご本人の想いを尊重しながら、その方の人生に伴走するような気持ちで、今後も日々の診療にあたっていきたいと思います。